料理で揚げ物しますよね??
うちでも、週に3回は、揚げ物料理をします。
そんな時に、でるのが「廃油」です。
何回か、使った油をこしては、また使ってを繰り返します。
そして、「もう使えないな…」と思って、捨ててしまう「廃油」。
じつは、さまざまな活用法があったんです。
今回は、「廃油」の活用法などについてご紹介します!
そもそも何回使ったら「廃油」なの?
料理を作る時に、何回かこして再利用する油。
何回使うのが妥当なのでしょうか??
答えは、「3回から4回」です!
揚げ物をするときに、その都度、新しい油を足しながらだと多少は長持ちしそうですが。
古い油を使うとどうなるの?
節約のためと、古い油を長期にわたり使っていると、体に害がでるかもしれません。
油を加熱すると、「トランス脂肪酸」が、増えていきます。
「トランス脂肪酸」は、脂肪酸の一種で、マーガリンなどの加工油脂などに含まれます。
ちょっと前に、マーガリンは体に良くないと話題になりましたよね?
悪玉コレステロールを増やし、心臓疾患などのリスクを高めてしまいます。
さらに、アトピーや、アレルギー・ぜんそくなどを引き起こす原因にもなります。
なにもいいことはないということです。
古くなった油は、使ってはいけません!
古くなった油の見分け方は?
では、どのように古くなった油を見分けたらいいのでしょうか?
ご紹介します。
まず、油の色をみてみてください。
透明ですか?色が濃いですか?
透明ではなく、色が濃い場合は代えてください。
そして、揚げているとき泡が消えにくくなっていませんか?
なかなか泡が消えないときは、古い証拠です。代えましょう。
あとは、ねばりが出たときや、嫌なにおいがするときも変え時です!!
廃油の活用方法!!
なんと廃油で、「石鹸」ができちゃうんです!!
作り方は簡単です。
石鹸を廃油でつくろう
■材料
(石鹸約4個分)
- 廃油500ミリリットル
- 水酸化ナトリウム50グラム
- 水100ミリリットル
- アロマオイル(みかん・レモンの汁でも代用できます)少々
- 容器(プリンの容器や牛乳パックなど)
- ゴム手袋
です。
作り方は簡単で、廃油と水酸化ナトリウムと水をよく混ぜます。だいたい20分くらい混ぜるとキャラメルのようになります。
そうしたら、お好みでアロマオイルなどを入れて香りをつけます!!
香りをつけたら、型に流しいれます。
このときに、1つの容器に入れすぎるとかたまりません!!
注意してください!
型に入れたら、外で乾燥させてください。
だいたい1週間ほどでかたまります。
水酸化ナトリウムは、劇薬なので、かなり注意が必要です。
あやまった使い方をすると、失明や肌がただれることがあります。
また、作業中は、風邪通しの良いところで行ってください。
廃油と水酸化ナトリウムと水を20分間よく混ぜます
お好みでアロマオイルなどを入れて香りをつけます
型に流しいれます。
一週間外で乾燥させてください
1 | 廃油と水酸化ナトリウムと水を20分間よく混ぜます
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2 | お好みでアロマオイルなどを入れて香りをつけます |
3 | 型に流しいれます。 |
4 | 一週間外で乾燥させてください |
まとめ
廃油を活用することは、エコになりますし、すごくいいことだと思いました。
ただ作る際は、注意点を守って作りましょう!!
個人的に、みかんの香りがする石鹸を作ってみたいなと思いました。
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